年老いていくと昔とは違う

犬や猫といったペットを飼っている人は少なくありません。 こうした人たちの中には、一戸建て住宅ではなくて、賃貸であるアパートやマンションなどの集合住宅に住んでいる人も少なくないわけですが、そのような場合には、ペット不可であるようなところもあるので、そうした点では結構苦労しながらも、やはり、飼わずにはいられないということになるのでしょう。 そうした人の中には、ちょっと変った種類のペットを飼っている人もいなくはないのですが、やはり多くの場合、ペットといえば犬か猫、というのがほとんどだと言ってもいいでしょう。 この犬と猫の場合のいちばんの違いといえば、やはり、散歩の必要があるのかないのか、ということになります。 というのも、猫の場合には、犬のようにつながれることもなければ、散歩に連れて行く必要もないのに対して、犬の場合には、毎日の散歩が欠かせない、ということになるからです。 ところが、その飼い主が年老いてきた場合には、この毎日の散歩というものが困難なものになってしまう場合がある、という、実はかなり深刻な事態になってしまうこともあるのです。 そうした場合に、息子や娘、孫などがいてくれて、そのお散歩を代行してもらえるのならいいのですが、老夫婦だけになっていたり、さらには独り暮らしとなっているような場合には、以前にはできていた愛犬の散歩ができなくなってしまって、途方に暮れてしまう、という人も少なくないのです。 というのも、年老いて足腰が弱ってきてしまうと、場合によっては、杖をつかなければ歩行が困難になってしまうこともあるわけで、そうなってしまうと、以前には当たり前にやっていた犬の散歩が、したくでも出来ないという状態になってしまうのです。 しかし、こうしたことは、実際にそうなってみなければなかなかに実感できないことなので、いざそうなってみて、初めてどうしたらいいのだろうか、と途方に暮れてしまい、困ってしまった末に、とうとう愛犬を手放さざるを得なくなってしまった、という悲しい話もあるわけなのです。